植物タンニン鞣しの厚み約3mmのオイルをたっぷり含み、しっとりした質感としなやかさが特徴のレザーです。
使い込むうちに艶が出て味のある経年変化を楽しめます。
そのレザーを贅沢に使用して組み上げられた商品になります。
日本の職人だからできる一枚革を丁寧な仕事で誇らしい作品に仕上げております。
【背面マークの説明】伊勢志摩の海女が頭に巻く磯手拭いには、星形の印(セーマン)と格子状の印(ドーマン)が貝紫で染めたり、刺繍されている。これは、海女たちが危険から身を守るためのまじないである。陰陽道と関係するといわれ、セーマンは安倍清明、ドーマンは芦屋道満の名に由来するといわれている。
セーマン:星形は一筆書きで元の位置に戻り、始めも終わりもないことから魔物の入り込む余地がなく、また海女達の口伝に寄れば元の場所に戻る=『無事に戻ってこれるように』との祈りを込めたものだとされています。
ドーマン:格子は多くの目で魔物を見張ることができるため、出入り口がわからないから悪魔が入りにくく、その間に悪霊から逃げられると信じられています。
*魔物,亡霊,悪霊: トモカズキ・山椒ビラシ(身体をチクチクとさす生物とされる)、尻コボシ(肛門から生き肝を引き抜く魔性といわれる)、ボーシン(船幽霊)、引モーレン(海の亡者霊)、龍宮からのおむかえなどがある。
*トモカズキ:海女と同じような格好をした亡霊で、潜っているとそばで同じように作業をし、それに気をとられていると命を落とすという伝説があります。しかし、この亡霊の磯着にはドーマン・セーマンの印がないため、海女たちは見分けることができます。
このキーケースにあしらった意味も同様に、キーケースが置いてあった場所へ無事に(事故や怪我無く)戻ってこれますようにとの思いで作成させていただきました。
補足カラー:ネイビー系につきましては迷彩柄になっております。深いカラー通しの迷彩柄になっており、イタリア モンタナ社製のレザーでございます。迷彩柄が分かりづらい点につきましては、ご理解いただけますようお願い申し上げます。